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院長あいさつ

「高度急性期病院として更なる機能向上を目指して」

院長 高里 良男

院長 高里 良男

 平成23年4月1日に就任してから、5年目となりました院長の高里です。就任の春3月11日には東日本大震災があり、日本DMAT事務局病院としての対応に追いまくれながらの院長就任だったことを思い出します。

 当院の使命は第1に平成26年度に包括医療制度(DPC)のⅡ群高度急性期病院(80の大学病院本院に準ずる全国99病院)に指定されたごとく、日常の高度な急性期医療を掲げています。平成26年8月には地域がん診療連携拠点病院にも指定され、平成26年末には緩和医療内科、ペインクリニック外科を設置して全30診療科での診療を展開しています。地域約100万人の方達をカバーする救命救急センターを持つ病院、地域医療支援病院、病院機能評価機構認定病院、臨床研修指定病院として年間約1万人強の入院患者さんを治療しております。平成26年度秋に増設した院内集中治療室(予定入院患者さま用ICU+HCU)16床と救命救急センターICU34床(救急入院患者さま用)を中心に高度急性期病院・がん診療拠点病院らしい機能を追加した地域中核病院として努力を続けていきたいと思います。今後とも皆様に役立つ「地域医療の最後の砦」を旗印に病院機能の強化を図るつもりです。

 第2の使命は政策医療としての災害医療です。大震災を中心とする国の危機管理として、今を遡る36年前の昭和54年に立川広域防災基地構想が策定されました。その中の医療部門として当院は位置付けられています。構想策定の16年後の平成7年には阪神淡路大震災があり、その16年後、平成23年の東日本大震災からも既に4年が経過しました。地震・津波に関しては、一般的に3年くらいとされる災害サイクルの考え方からすると静穏期(silent phase)に来ていて、危険率の高い首都直下および南海トラフを震源とする次の大規模災害への備えをすべき時期と思います。しかし30~40年と災害サイクルの長い原発事故による放射線災害は未だ亜急性期の状態であるのも事実です。更に世界的に高頻度の気象関連災害が、地球温暖化のためか本邦でも近年著明に増えて、2013-14年と豪雨による土砂災害と地震の影響か活動期にある本邦に89ヶ所ある活火山のいくつかの噴火が起き、多数の死者、行方不明者が出たのは記憶に新しいところです。

 2つの大規模災害の教訓を踏まえ、新たな災害医療の展開を基幹災害拠点病院、日本DMAT事務局病院としてリードする立場に立ち努力を続けております。全国のどこでも各種の災害リスクが高くなっている現状において、基本的医療として災害医療をとらえねばならない時期に来ていると考えます。

 総勢1002名の職員一同、今後とも少子高齢化に基づく大きな社会情勢、医療状勢の変動の中ニーズに応じて診療スタイルを変えながら、しかし診療の質や医療安全など維持向上すべきは守り、地域医療にまた災害医療にまい進してまいりますのでよろしくお願いいたします。


                                                  平成27年4月9日
                                                  国立病院機構 災害医療センター
                                                  病院長  高里 良男

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